コムラサキ
クマツヅラ科 落葉広葉樹
学名:Callicarpa dichotoma
樹高:1~1.5m
別名:コシキブ
漢字名:小紫
花:6~7月
実:10~11月
ムラサキシキブと同じ、
クマヅラ科ムラサキシキブ属の樹木です。
園芸用に販売されているムラサキシキブと
称されるものは、実際にはコムラサキである場合が
ほとんどです。ムラサキシキブとコムラサキの違いは、
後者の方が「実が密に付く」「枝が下垂する」
「葉の鋸歯(ギザギザ)が先端から半分くらいの
位置にある」「樹高が低い」などです。
ムラサキシキブを注文されても
入手困難ですのでご注意ください。
白または淡い紫色の花は小さく余り目立ちません。
やはり最も観賞価値が高いのは紫色の実です。
光沢のある実はとても目立つため、
和洋を問わずガーデニングの名脇役として
活躍してくれます。
実は鳥の好物で庭に植えれば小鳥達が
訪れてくれるかもしれません。
変種に実が白くなるシロシキブ(白式部)があります。