ナツツバキ
ツバキ科 落葉広葉樹
学名:Stewartia pseudo-camellia
樹高:5~15m
別名:シャラ、シャラノキ、サラノキ
漢字名:夏椿、沙羅、沙羅双樹
花期:5~7月
果期:10~11月
紅葉:11月
ナツツバキの特徴の一つが樹幹です。
樹皮が剥がれ鹿の子模様となる
肌は何ともいえない趣があります。
その姿から地方によっては
「サルスベリ」とも
呼ばれているようです。
庭園樹の代表種ですが
比較的生長が早いので、
植栽する場所に気をつけてください。
やや乾燥を嫌う性質があります。
剪定はあまり行わず
自然樹形を楽しみましょう。
シャラの別名でお馴染みですが、
平家物語の沙羅双樹は
このナツツバキを指しているものの、
仏教における沙羅双樹とは
別物となっています。
何故このようなことになったのか
というと、昔々のお坊さんが
山に自生していたナツツバキを
沙羅樹と勘違いして広めてしまった
という説や、熱帯樹である沙羅樹の
代用としてナツツバキが
シャラと呼ばれるようになった...
という説があります。