カルミア
ツツジ科 常緑広葉樹
学名：Kalmia latifolia
樹高：1～3m
別名：アメリカシャクナゲ
花期：5～6月
カルミアという名前は
スウェーデン人の植物学者
カルムから取られました。
北アメリカ原産のツツジの仲間で、
星形の可愛らしい花が
集まって咲く様は大変美しく
見栄えがします。
花弁（花びら）に見える黒い点々は
雄しべでこの花の美しさに
一役買っています。
白に近い淡いピンク色の種が
「ラティフォリウム」で
最も普及している品種。
つぼみが紅色で開花すると
ピンク色になる「オスボレッド」、
赤褐色の帯状の模様が入る
「レッドクラウン」など
数種類の園芸品種があります。
用途は庭園や公園の植栽のほか
鉢植えにして楽しむ方法もあります。
日陰と強い西日を好みませんので、
植える場所に気をつける
必要があります。
和風・洋風ガーデンの別に
関わらず使われています。
管理の方法は乾燥に弱いので灌水が欠かせませんが、
過湿にも弱いのであげ過ぎにも気をつけてください。
施肥は2月と開花後及び初秋の年3回がベストです。
強い肥料は好みませんので、
油かすなどの有機質肥料を与えてください。
また、開花後の花殻を摘まないと樹勢が弱り、
翌年の開花数が減少します。
成長が遅い部類ですので
剪定はせずに自然樹形で楽しむのが一般的です。
