エゴノキ
エゴノキ科 落葉広葉樹
学名:Styrax japonica
樹高:5~7m
別名:エゴ、ロクロギ
花期:5~6月
実:10~11月
紅葉:11月
エゴノキの名の由来は、
喉が「えごく(苦く)」なる事から
エゴノキという名前がついたと
言われています。
果皮には有毒物質であるサポニンが
含まれていることから、
川にまいて痺れて浮かび上がった魚を
捕獲したり、材は粘り強いので、
将棋の駒などに利用されています。
樹姿は枝がやや横に張り出し
横楕円形で比較的整っています。
成長が早く萌芽力がありますが
剪定を嫌うため、
自然樹形を楽しむ樹として
植栽されています。
白やピンク色といった可愛らしい花が
星形に吊り下がるように咲くので
人気があります。
寒さにも強く、本州や北海道の南部でも
生育しますが若いうちは他の庭木より
水切れしやすいため注意です。
十分に育てば降雨だけでも大丈夫ですが
日照りが多いようならば水をあげてください。